細菌・ウイルス・真菌

細菌・ウイルス・真菌

細菌

細菌は、ウイルスとは違い、栄養があれば、自ら成長したり、増えたりすることができます。細菌が体内に入ると体内の細胞の横に陣取り、その細胞から栄養を横取りするのと同時に毒素をばらまいて細胞を殺したり、弱らせたりします。そして、吸収したエネルギーを使って細胞分裂し、どんどん増えていきます。

ウイルス

一方ウイルスは細菌よりもさらに小さく、単独では増殖できないのが特徴。ほかの生物に寄生することで増殖を確立します。極微小な感染性の構造体で、タンパク質の殻とその内部に入っている核酸からなる。ウイルスは、せき・くしゃみ・はがれ落ちた皮膚・宿主が触れたものを介し、新しい宿主もしくは細胞ではない別のものへと移動します。こうしてウイルスは、さまざまなものを媒介として広がっていき、病気の流行をもたらします。

細菌・ウイルス・真菌の構造

エンべロープを持つウイルスと持たないウイルス

エンベロープと呼ばれる細胞の生体膜に由来するウイルスの膜構造は、熱や乾燥あるいは石けんや合成洗剤やエタノールといった薬剤によって容易に破壊されてしまうので消毒が容易な種類として位置付けられると考えられます。
ノンエンベロープウイルスと呼ばれるウイルスは、エンベローブと呼ばれる膜構造を持たず、カプシドと呼ばれるウイルスの表面にあるタンパク質の殻がむき出しの状態になった比較的単純な粒子構造をしていると考えられます。ノンエンベロープウイルスと呼ばれるウイルスは、構造が単純である分、外界にいる時にはかえって消毒や不活化させることが難しいと考えられ、エンベロープと呼ばれる脂質膜の弱点にあたる界面活性剤やエタノールなどといった、一般的な消毒薬に対する耐性が強いウイルスが多く、容易に破壊する事はできません。